2020年1月1日
謹んで新春をお祝い申し上げます。
旧年中、お客様を始め、地域住民の皆様や協力企業・パートナー企業の皆様に大変お世話になりましたこと、厚く御礼申し上げます。社員一同がチャレンジできる多くの機会をいただいた年になり、大変嬉しい一年でございました。
日本中で、すでに当たり前のように異常気象に見舞われ、台風による災害が記憶に刻まれました。さらにひっそりと各地で地震も多発しているという事実もあります。関東大震災や南海トラフ地震も心配されている中で、山形でも大きな地震があり、我が新潟県北部にも被害が出ており、建設業者の役割を深く考えさせられるニュースが多くありました。被害にあわれた方々には、心よりお見舞い申し上げます。
一方で、日本国として「平成」の時代から「令和」の時代へと明確に変化し、天皇陛下も新たに即位されました。目に見える変化があるというのは、本当に嬉しいことです。
私たち、小柳建設も先端技術開発に挑み、令和元年度の「国土交通白書」に取り上げていただくなど、本業だけでなく新しく挑戦した成果を取り上げていただけるところまできた年になったことは、皆さまからのご指導があってのこととありがたく捉えております。
本年は、目に見える弊社の変化として、加茂本店の建て替えが秋頃に完成を迎えます。新しい時代に合わせた、新しい働き方ができる“場”を社員が主役となって考えてもらった建物です。皆さまに見ていただく機会を作るので、ぜひ一目ご覧いただければと思います。
最後に、新しい時代になっていますが、新潟という地方にいると情報弱者になりがちです。情報は、信頼につながり、ビジネスにつながり、人生の指針にもなる重要な要素です。日本の多くの地方自治体が“発展”することは望めません。しかし、サステナブル(持続可能性)を追求することは誰でもできます。文句を言い合って、足を引っ張りあう“競争”の世の中ではなく、皆で知恵と力を出し合い、役割を担い合って“共創”する世の中を作っていくことをお誓い申し上げ、新年の挨拶に代えさせていただきます。
突然の大雪も不安視されています。私たちも懸命に作業に当たりますが、行き届かぬ点もあるかと存じます。完ぺきな人間ばかりでありません。温かい目で見ていただければと存じます。本年もどうぞご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。
代表取締役 小柳 卓蔵