プロジェクトストーリー/清水 彪目

01入社当初

人のために体を動かしたい。

学生時代はスポーツに打ち込んだ、体を動かすことが好きだった。「私にとって、働くことは『体を動かすこと』でした。だから就職を決めるとき、外に出る職種に就くことは自然の流れでしたね」。小柳建設ならばと入社を志望し、選考途中で社のこと、社員のことを知れば知る程、その期待は確信に変わっていった。「小柳建設では社員全員が誰かの笑顔のために体を動かしている。その一員になりたいと強く思いました」。純粋に生まれた憧れの気持ちが、入社動機になった。

与えられた環境を楽しむこと。

配属は舗道事業部。「環境事業部を希望していたんですが」と言う割に、その表情は明るい。「それに現場に出たいと思って入社したのに、最初の1週間はずっと勉強。研修に出て、ハンドブックを読んで、マニュアルをチェックして・・・。だからこそ初めて現場に出たときの感動は今でも忘れないし、現場が特別な場所になりました」。理想と現実のギャップは「上司とチームのみんなが埋めてくれたんです」。与えられた環境を嘆くよりも、楽しむ方が自分らしい。

02入社〜これまでの経験

地道な勉強が自分をつくった。

舗道事業部の1年はめまぐるしい。土木事業部の現場が年に1・2本であることに比べ、舗道事業部は1日〜長くて1週間で現場が変わる。「舗装作業はスコップ3年、レーキ(ならし)4年と言われるほど、とても奥深いんです。私は舗装の知識も経験もなかったので、がむしゃらに現場をこなしました。道具の名前を調べて、作業の順序を覚えて、基礎を勉強することの繰り返し。最初は何が何だか分からないうちに、道ができていました」。ただ、できた道を足で踏みしめるたびに、不思議と自分がやったという実感だけは湧いてきた。

数え切れない程の現場を経験する中で、入社2年目、現場責任者の立場に初めて立った。「今思えば色々な現場を経験させたいという上司の気遣いだったと思いますが、当時は死の宣告かと思いました(笑)」。経験不足というハンディを、聞くことで補った。確認事項、小さな疑問、何でも上司や近くのスタッフに聞いた。「基本、小心者なので」。何十年残る道だ、石橋を叩くようにつくる位がちょうどいい。

03ラウンドアバウト

前例がないからこそ全力で。

2016年2月、新潟県初のラウンドアバウト※「田上あじさい交差点」の現場責任者を任された。納期まで20日足らず、舗道事業部総出で取り組まなければならないプロジェクト。しかも施工時期は舗装が難しい厳冬期。細心の注意が必要なカラー装も重なった。「補修作業ができない状況下で、一発で成功させないとという気負いはありました。でもそれは普段から心掛けていることなので、いつもどおり取り組めば大丈夫だという自信もありましたね」。その思いをチーム全員が後押しし、天気も味方したことでプロジェクトは完遂。新潟県の工事成績評定において、年間10件程の工事のみに与えられる評価点90点以上を獲得した。

気温5度以下という条件下でのアスファルトの施工は困難を極める。一般的には行わない作業ではあるが、「それでも小柳建設なら」という県からの要望で実施に踏み切った。気温による品質低下を防ぐために、アスファルトの出荷のタイミングや温度に関して何度もシミュレーションを行って調整。現場では一気に仕上げる必要があったため、チームの精鋭が総出で対応した。

直線道路に比べ、曲線に仕上げることは難しい。スタッフの知識、技術力が問われる作業だ。「曲線仕上げは自分にとって初めての経験だったので、詳しい人に相談しながら進めました」。ここでも人に聞くことを怠らなかった。「現場を見て覚えろ、という会社も多いと思いますが、小柳建設は教育がしっかりしているんです」。このプロジェクトでまた多くのことを学び、社の財産、地域の財産にも繋がった。
※「田上あじさい交差点」県単農道特殊改良(県単農道特殊改良)田上地区交差点改良第2次工事

04今後のこと

次のステップへのチャレンジ。

数々の現場で高い評価点を獲得できるようになった。現場責任者として1年間で評価点90点以上を2つ獲得したのは小柳建設でも2人目の快挙。そんな中、次のステップアップの舞台には「高速道路の現場を経験してみたいです」と語る。高速道路での作業は、分刻みの交通規制を伴うので非常に難しいが・・・。「自分のスキルアップにも繋がるし、難しいからこそやりがいがあります」と意欲を見せた。

他の社員の目標になりたい。

後輩の教育にも力を入れている。「どんなに忙しくても後輩の疑問にはとことん付き合います。聞くことがどんなに大切なことか知っているので」。自分がしてもらって嬉しかったこと、自分の成長に繋がったことを、後輩にも教えたいと言う。 「自分の最終目標は、後輩をはじめとする『他の社員の目標となる社員になること』。これは入社当時の決起大会からずっと変わらない目標なんです。そのためにまずは自分が目標としている上司と渡り合える知識と経験を身に付けたいです」。手本となる上司・先輩がいる恵まれた環境の中、目標に向かって突き進む。

「仕事は楽しいと思えないと続かない、成長できないと思うんです。もちろん最初から楽しいことばかりではないけど、自分自身で楽しむ努力ではできる。自分次第なんです。私にとって舗道事業部がそうであったように、そうしていればいつか絶対にやってて良かったという日が来ます。『ここにいて良かった』と思える日が来ます。まずは飛び込んでみてください」。 仲間と苦楽を分かち合いながら仕事の楽しみを見い出し、今後の目標を語る姿から、その言葉の重みが感じられた。

舗道事業部主任
清水 彪目
Hyoma Shimizu

1991年1月24日生まれ、三条市出身。 地元の高校を卒業後、2009年に入社。現場作業者としてはもちろん、現場責任者としても活躍。舗道事業部の主任も務める。ラウンドアバウト「田上あじさい交差点」施工において、新潟県の土木部請負工事成績評定で現場責任者として評価点90点以上を獲得。その工事実績が認められ、小柳建設全社員が参加する決起大会において、社内表彰「優良技術者賞」を受賞した。二級土木施工管理技士。

Project ラウンドアバウト

ラウンドアバウトとは?

車両通行部分が感情で、道路標識により、車両は「右回り(時計回り)」に通行することが指定されている交差点です。交差点での待ち時間の減少、重大事故の抑制等が期待されます。

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